理事長の髙橋治です。
利用者の皆さん、職員の皆さん、新年あけましておめでとうございます。
昨年の暮れから、関東地方は天候に恵まれています。しかし、シベリア寒気団の影響で、日本海には「線状降雪帯」が出来て、日本海側を中心に各地で大雪となり、被害が相次いでいます。これから本格的な冬になると、太平洋に「南岸低気圧」が発生し、関東地方でも大雪や暴風が予想されますので、今から対策を考えておく必要があります。また、北米では大寒波に見舞われて、大きな被害が出ています。こうした極端な気象現象が、最近世界的に見られています。また、夏と秋には熱波や台風の激甚化、豪雨による洪水…等々が起きるようになっています。これらは主に「地球温暖化」が原因です。
国連では30年前、リオデジャネイロの「地球サミット」から対策に取り組んでいますが、各国なかなか我が事となっていませんでした。しかし、最近の極端な気象現象により、各国も真剣に取り組むようになってきました。2015年の「パリ協定」で、世界の気温上昇を18世紀半ばの産業革命前と比べて、2050年には+1.5度以下にするように各国が合意しました。しかし、現在既に+1.2度であり、今のままの取り組みでは2050年に+2度に、21世紀末には+3度~5度になると言われています。やがて地球は人間が住めない所になってしまいます。私達市民一人ひとり・自治体・国が、真剣にカーボンニュートラルの取り組みを行わないと、大変なことになります。 少し時間をさいて地球温暖化防止の話をさせて頂きました。
次に、新型コロナウイルスの感染拡大が今年で4年目に入ります。もういい加減にしてもらいたいものですが、目に見えない敵です。これまでと同様緊張感を持って、感染防止対策を続けていくしかありません。これからも収束に向けてみんなで頑張って行きましょう。
今年の前向きな話題として、一昨年から準備を進めていました「(仮称)第2夢のいえ」が、今年9月頃着工し、来年3月に完成、4月運用開始の予定です。皆さんの力で良いグループホームにして行きたいと思います。
今年が夢ふうせんの皆さんにとって、良い年になることを祈念しまして、年頭の挨拶とさせていただきます。
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