3月27日の全体職員会議で、身体拘束に関する研修を行いました。夢ふうせんには重度心身障害のある方が多く通っていて、車いすに乗車中には腰や足、腕にベルトをつけて固定している方が多くいます。そこで「障害者福祉施設等における障害者虐待の防止と対応の手引き」という厚生労働省から出されている令和元年度障害者総合福祉推進事業の資料を読みました。「座位保持装置等に付属するベルトやテーブルの使用」という項目で、ご本人の体幹の安定や安全かつ安楽に座位が取れるよう設計された必要なものであるということで、身体拘束には当たらないことを確認しました。
その後、身体拘束に関する研修動画を視聴し、「やむを得ず身体拘束を行う場合の3要件」と言った原則等を確認しました。そして、実際に肘掛けのある椅子に腕を固定される体験をしました。職員からはかなりストレスであるという感想が聞かれました。
身体拘束を必要としないよう支援していくのが私たちの専門性です。そのための研鑽をこれからも積んでいきたいと思っています。
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