愛唱歌「みんな大事な仲間たち」が完成しました

夢ふうせん通信36号でお知らせした障害者施設愛唱歌「みんな大事な仲間たち」が完成し、CDとなりました。
歌詞は、障害者支援のあるべき姿として多くの施設が運営理念の中で謳っている「社会参加」「自立」「尊厳」と言った言葉を日常用語に置きかえ、また支援を必要とする側の立場に立った表現で作られています。メロディーは、日野市出身のシンガーソングライターSIOさんにお願いし、口ずさみやすく優しいポップ調の仕上がりとなっています。
これをつくる資金は、クラウドファンディングというインターネット上の資金調達サイトで全国の障害者関係団体に呼びかけ、北は北海道から、西は広島、高知まで、多くの方々のご支援をいただきました。事務局に直接持参し、あるいは送金していただいたものを含め、128名の方々から94万円のご支援金が集まりました。この紙面を借りて厚く御礼申し上げます。
相模原市で起きたやまゆり園事件からもう2年が経ちます。本当に悲しい事件でした。障害者に対する偏見や虐待がなくなり、みんなが楽しく、生きがいのある日々が過ごせることを願っています。支援する人も支援される人も、みんな同じ仲間としてお互いの気持ちを尊重し、日々を過ごせることが大切です。利用者同士、スタッフ同士、そして利用者とスタッフが。
ご希望の方にはCDを無料で差し上げます。社会福祉法人夢ふうせんまでご連絡下さい。この愛唱歌が心のこもった障害者支援実現の一助となることを願っています。

障害者施設愛唱歌プロジェクト代表 湯口裕

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